梅雨が明けて夏本番を迎えますが、夏場は紫外線の量が増えるため、きちんと紫外線対策を行いましょう。プールや海などの屋外レジャー施設に遊びに行かなくても、屋内にいるだけでも紫外線の影響を受けてしまいます。

「自宅にいる場合は、紫外線対策を気にせずに過ごしたい…」という方からご依頼を頂くのが、窓用UVカットフィルム。

実は、窓用UVカットフィルムを自力で貼ろうとした方から、ご依頼を頂くこともあります。そこで、この記事では、窓用UVカットフィルムを自分で貼る場合の注意点をご紹介します。

窓用UVカットフィルムを貼るときの失敗事例

窓用UVカットフィルムは、通販サイトでも販売されています。

お手頃な価格で購入できるため、窓用UVカットフィルムを自力で貼る方もいますが失敗して、当店にご相談が来ることもあります。実際に、良くある失敗事例をご紹介しますので、窓用UVカットフィルムを貼る前にお読みになってください。

フィルムが貼れない窓に施行してしまった…

窓用フィルムは、全ての窓に施行できるものではありません。ワイヤー入りの窓にフィルムを貼ると、フィルム内に太陽熱がこもり、窓ガラスが割れてしまうため、絶対に貼るのは控えてください。窓ガラスを交換しなければいけなくなってしまいます。

窓の熱割れに関する詳細情報は「窓ガラスフィルムを貼れる?貼れない?気を付けたい「窓の熱割れ」」をご覧になられてください。

窓フィルムの選び方に失敗してしまった…

通販サイトには、さまざまなUVカットフィルムが販売されています。当店では、大手メーカーが開発した透過性が高い窓用フィルムを販売していますが、低価格のフィルムは透過性が低いフィルムもあります。

パッと見た瞬間は分からないかもしれないですが、窓ガラスを片面に施行した後に「少し薄暗いな…」と感じたりします。

とくに、景観を楽しむために設置した窓が薄暗くなり、後悔する方は多いです。このような失敗事例もあるため、窓フィルム選びは慎重に行ってください。

窓用フィルムが剥がせなくなった…

窓用フィルムの施行方法は、言葉で説明すると非常にシンプルなため「簡単に施行できるのではないか…?」と思われがちです。しかし、窓用フィルムは素人の方がキレイに仕上げられるものではありません。

空気が入ってしまって、グチャグチャになることもあります。施行に失敗して、無理に窓フィルムを剥がすとすると、粘着テープが汚く残ってしまいます。このようなトラブルが起きてから、当店に相談される方も多くいます。

結局、業者に依頼することになった…

通販サイトやホームセンターでは、さまざまな窓用フィルムが販売されています。低価格で販売されているため、窓用フィルムの施行方法はシンプルな手順のため「DIYで施行すれば安く仕上がるのでは?」と思う方も多いです。

しかし、実際は、フィルム選びを間違えてしまったり、上手く施行できなかったりする人が多いです。本来、フィルムが貼れない窓に施行して熱割れを起こすと危険。

このようなトラブルを起こして、業者に依頼することになる方も多いため、安易な気持ちで施行するのは辞めましょう。

窓用UVカットフィルムをキレイに貼るコツ

窓用UVカットフィルムを貼るときの失敗事例をご紹介しましたが、キレイに貼るコツもあります。ぜひ、窓フィルムを貼る前に参考にしてください。

複数人で作業をする

窓フィルムの施行方法の動画などでは、プロの職人の方が1人で施行しています。簡単に施行していると思いますが、素人の方は2人で作業を行うようにしましょう。

2人で窓フィルムを持ち、ピンと張ってから貼り付けるのです。このような方法で窓フィルムを施行すれば、フィルムの中に空気が入ることを防げます。

また、天井窓など高所の施行は、事故が起きる可能性があるため、自力での施行は控えてください。

メーカーの窓用フィルムを購入する

窓用フィルムを購入する際は、知名度のあるメーカーのフィルムを購入しましょう。実際の施行事例が掲載されているメーカーのものであれば安心です。

とくに、通販サイトでは低価格の窓用フィルムが高く評価をされていますが、これらの商品を貼ってみると「窓が薄暗くなった…」と感じることが多いです。このようなトラブルを招かないためにも、有名メーカーのフィルムを購入することをおすすめします。

専門業者に施行を依頼する

窓用フィルムの施行に少しでも不安を感じた方は、専門業者に施行を依頼してください。専門業者に依頼をすれば、さまざまなトラブルを未然に防止できて安心です。

室内では紫外線対策をしなくて済むようになるのであれば、窓用フィルムの施行は高い買い物ではないというお客様も多いです。

まとめ

今回は、窓用UVカットフィルムを自分で貼るときの注意点をご紹介しました。フィルムが貼れない窓に施行してしまったり、施行に失敗して剥がせなくなってしまったりと、さまざまな失敗があります。

当店にもさまざまな相談が来るため、窓フィルムの施行に少しでも不安を感じる方は、専門業者に相談をされてみてくだい。