窓の結露にお悩みの方はいませんか?窓の結露を放置してしまうと、シロアリの発生を招いてしまい建物寿命が縮まります。そのため、窓の結露に悩んでいる方は、早期に対策をしましょう。

この記事では、窓の結露におすすめの窓フィルムをご紹介しています。窓フィルム以外の対策方法もご紹介しているため、ぜひ、結露に悩んでいる方は、この記事を参考にしてみてくださいね。

窓の結露防止フィルムの必要性

外気で冷やされた窓ガラスに、室内の暖かい空気が触れると空気も冷やされます。空気が冷やされると、空気に含まれた水蒸気が液化されるため、窓ガラスの表面に水滴となり現れるのです。これが、窓の結露のメカニズムです。

窓の結露は、室内と室外の温度差が大きな場合に発生しやすいため、室内外の温度差に注意しなければいけません。窓の結露防止フィルムを貼ることで、この温度差が解消できます。そのため、窓は結露しにくくなるのです。

窓の結露防止フィルムを貼らずに放置する危険性

窓の結露を放置するとどのような危険性が潜んでいるのでしょうか?ここでは、窓の結露を放置する危険性について分かりやすく解説します。

1.窓のサッシが痛む

窓の結露を放置していくとサッシが痛み出します。劣化したサッシは柔軟性がなくなるため、地震などで建物が揺れたとき衝撃に耐えられません。

地震のときに、窓ガラスが割れてしまうと、窓から逃げられないだけではなく、ガラスの破片が突き刺さるなど大変危険です。このような震災時のリスクも増えるため、窓の結露を放置するのは控えましょう。

2.カビやダニが発生する

窓の結露は湿度が高いため、なかなか乾きません。湿った状態が続くと、カビやダニが繁殖します。カビやダニは目に見えないものですが、吸い込み続けるとアレルギーや喘息の原因となります。

とくに、免疫力の低い方や高齢者の方がいる方は、カビやダニが発生しないように注意を払ってください。

3.シロアリが発生する

窓の結露は建物にも大きな影響を与えます。結露が起きると、白アリ発生の原因にもなるので注意してください。シロアリは湿気の多い場所を好みます。窓の結露に集まったシロアリは建物の構造を食べていくのです。

そのため、床下点検口を開けたら、シロアリに食べられて基礎や土台がボロボロの状態だったというケースも多いです。建物の劣化にも影響するため、結露対策をして、シロアリを寄せ付けないようにしましょう。

おすすめの窓の結露防止フィルム

窓の結露対策はさまざまですが、窓フィルムは設置するだけで高い効果があるので、とても便利です。ここでは、窓の結露防止の効果があるおすすめのシートをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

3M:スコッチティントウィンドウフィルム

(出典元:https://www.3mcompany.jp/)

3Mのスコッチティントウィンドウフィルムは、空間の快適性を高めてエネルギーを節約し、安全性とデザイン性を高めるために開発された商品です。

遮熱・断熱効果だけではなく、防犯や自然災害時に割れないための保護機能など、さまざまな機能が備わった優秀なフィルムです。金額は上がりますが、窓の機能性を高めて快適な暮らしを希望される方におすすめのフィルムです。当店では、3Mの他にもサンゲツやグラフィルなどのメーカーフィルムを取り扱っています。

日本エコ断熱フィルム:結露防止フィルム透明

(出典元:http://www.kizu110.jp/

日本エコ断熱フィルムの結露防止フィルムは、魔法瓶効果でポカポカと断熱効果が継続するフィルムです。断熱性能にこだわったフィルムのため、省エネ効果も見込めます。窓にフィルムを貼るだけで、冷暖房の効果が上がります。そのため、省エネ機能があるフィルムをお探しの方におすすめのフィルムです。

ニトムズ:窓ガラス結露防止シート

(出典元:https://www.nitoms.com/products/madoeco_condensation_tape_glass_ws/

ニトムズの窓ガラス結露防止シートは、結露を抑制できるDIY向けの窓フィルムです。結露を完璧に防ぐことはできませんが、結露対策が手頃にできます。効能より価格重視の方は、ニトムズの窓ガラス結露防止シートを使用されてみてください。(※施行時は細心の注意を払いましょう。)

窓の結露防止フィルムを貼る以外の対策方法

窓フィルム以外にも、窓の結露防止対策はあります。最後に、窓の結露防止フィルム以外の対策方法をご紹介します。

気温差を小さくする

住宅の中に極端に冷えた場所を作らないようにすることで、結露の発生を抑えることができます。住宅で最も熱の出入りがある場所は窓です。そのため、窓辺に断熱シート(結露防止シート)を貼ることをおすすめします。

結露防止シートには、遮熱や紫外線カットなどさまざまな機能が備わったシートが販売されているため、貼る際は機能面にもこだわってみてください。それ以外にも、断熱カーテンを取り付けるなどして気温差を小さくすることができます。

断熱カーテンを設置する

カーテンで窓辺の断熱をする場合は、断熱カーテンを取り付けましょう。カーテンと窓辺に隙間ができることもありますが、上部にはカーテンボックス、左右にはリターンストップの付いたカーテンを付けると隙間ができにくくなります。

除湿器を設置する

料理や洗濯、入浴などで水蒸気は発生しています。そのため、水蒸気の発生を抑えるのは難しいです。しかし、室内に発生した水蒸気は、除湿器を設置することで取り除けます。結露する窓の近くに除湿器を設置するだけで、窓の結露防止ができます。

まとめ

今回は、窓の結露対策についてご紹介しました。窓の結露を放置してしまうと、シロアリの発生の原因を招いてしまいます。シロアリは建物の柱を食べていくため、建物寿命が縮まってしまいます。また、結露で発生するカビなどは人体にも悪影響です。

さまざまな被害をもたらす結露対策を始めましょう。もし、窓フィルムを貼りたいと思った方は、窓フィルム施行会社のCRAFTまでお気軽にご相談ください。