泥棒の侵入を防ぐために、窓ガラスフィルムを貼って防犯対策をする人がいます。しかし、防犯対策フィルムの種類を間違えたり、施行方法を間違えると防犯効果が見込ません。どのような防犯対策の窓ガラスフィルムを選んで、どのように施行すれば良いのでしょうか?

この記事では、防犯対策を行う上で知っておきたい窓ガラスフィルムの選び方について分かりやすく解説します。

防犯対策の窓ガラスフィルムの種類

防犯対策の窓ガラスフィルムは、(1)CPマーク認定品と(2)CPマーク認定外の商品に分類できることをご存知でしたか?ここでは、それぞれの窓フィルムの特徴について解説します。

CPマーク認定品

CPマーク認定品は、警察庁・国土交通省・経済産業省が防犯性能を公認している窓ガラスフィルムです。近年では、建物に侵入して強盗や侵入窃盗犯が急増し、その手口も凶悪化していることから、防犯性能が高い窓ガラスフィルムの開発と普及が急務となりました。

このような背景で開発された商品をCPマーク認定品といいます。このフィルムの施行をする希望する場合は、申請書を提出しなければいけません。また、ガラス用フィルム施行技能技士のみ施行が許されています。

CPマーク認定外

ホームセンターや通販サイトでも窓ガラスフィルムが販売されているのを見かけたことがあるでしょう。このように誰でも気軽に購入できて施行できる商品をCPマーク認定外商品といいます。

こじ破りや焼き破りに耐えられる飛散防止効果が備わっていないホワイトフィルムやブラックフィルムも防犯対策フィルムとして販売されているので気を付けなければいけません。

名称メリットデメリット
ホワイトフィルムすりガラスのようになるフィルム。室内を見えにくくすることで防犯性能向上を狙う。こじ破りや焼きやぶりに効果ない
ブラックフィルム真っ黒になるフィルム。室内を見えにくくすることで防犯性能向上を狙う。室内が暗くなる こじ破りや焼きやぶりに効果ない
200ミクロン前後の防犯フィルムこじ破りや焼きやぶりにある程度の効果が見込める。安価に購入できる。5分以上の耐久性は立証されていない

防犯対策はCPマーク認定品がおすすめ

防犯対策の窓ガラスフィルムは大きく2つに分類できますが、防犯対策を強化したい場合はCPマーク認定品をおすすめします。泥棒は、窓のこじ破りや焼きやぶりで、建物に侵入してきますが、約70%の泥棒が5分以内で窓を割れなければ侵入を諦めます。

そのため、5分以上の耐久性が立証されているCPマーク認定品を張ることで、高い防犯効果が得られるのです。

防犯対策におすすめの窓ガラスフィルム3選

自宅やオフィスの防犯対策として窓ガラスフィルムを貼ろうと思っている方は、どのような商品を選べば良いのでしょうか?ここでは、数多くある商品の中でも高い防犯効果を発揮する商品をご紹介します。

ULTRA S2200(27,500円/㎡)

ULTRA S2200は、薄い膜を積み重ねて製造されたフィルムです。高い透明性を持っていながらも厚みがあるため、こじ破りや焼き破りに耐えることができる再高品質の防犯対策フィルムとして知られています。他のフィルムと比較すると価格が高いですが、泥棒の侵入を防ぎたい方におすすめの商品です。

SH15CLAR-A(24,000円/㎡)

SH15CLAR-A も、ULTRA S2200と同様にスリーエム社から販売されている商品です。CPマーク認定品の基準を満たしていながら、比較的安価で購入できる商品として人気を集めています。そのため、コストパフォーマンスに優れた防犯対策フィルムをお探しの方におすすめです。

NANO80CP(31,000円/㎡)

NANO80CPもスリーエム社から販売されている商品です。防犯対策だけではなく、遮熱性など他の機能も備えられた、高機能の防犯対策フィルムです。

とくに、遮熱性は防犯対策フィルムの中でもトップです。そのため、紫外線による室内の気温の上昇が気になる方などにおすすめの商品です。

防犯対策フィルムの施行は窓ガラスフィルムCRAFTへ

今回は、防犯対策フィルムについて詳しく解説しました。高い防犯効果を期待したい方はCPマーク認定品を貼るようにしましょう。当店でおすすめしている商品は以下の通りです。

【CPマーク認定品】

  • ULTRA S2200(27,500円/㎡)
  • SH15CLAR-A(24,000円/㎡)
  • NANO80CP(31,000円/㎡)

当店では、上記の窓ガラスフィルムの施行を行っています。ぜひ、防犯対策があるフィルムを貼りたい方は、お気軽にご相談ください。