網入り窓ガラスフィルムは、別名「防火設備用ガラス」と呼ばれており、ガラスの飛散防止効果があります。そのため、災害時も安心・安全に避難できるようにオフィスやビルなどに設置されています。
オフィスやビルの高い場所にいる方は、直射日光が差し込み暑さに悩んでいることが多いです。このような悩みを抱えたら、どのような暑さ対策をすれば良いのでしょうか?ここでは、網入り窓ガラスの遮熱対策の方法について詳しく解説します。
網入り窓ガラスの遮熱対策3選
網入り窓ガラスの遮熱対策の方法として、以下の3つの方法があります。
遮熱効果カーテンに切り替える
最も気軽に試せる方法として、遮熱効果のあるカーテンを取り付けることです。カーテンを取り付ければ、遮熱効果が期待できます。
しかし、カーテンを閉めなければいけず、外の景が見えなくなります。カーテンを閉めれば閉塞感が出てしまうでしょう。そのため、日中はカーテンを開けて生活したいと希望される方には不向きな方法です。
オーニングを取り付ける
窓の外側にオーニングテントを取り付ければ、高い遮熱効果を発揮します。オーニングテントは、太陽の日射しの角度に応じてテント屋根の角度が変えられる画期的なアイテムです。高い遮熱効果を発揮するため、飲食店の入口にも取り付けられています。
しかし、オーニングテントは20万円以上します。そのため、全ての窓に取り付けるというのは現実的ではありません。また、建物の外観も大きく変わったり、建築関連の法律によっては取り付けられなかったりします。
遮熱フィルムを貼る
網入り窓ガラスに遮熱フィルムを貼る方法があります。フィルムは薄くて貼り付けても、外観などに影響は出ません。高い遮熱効果を発揮して手頃な価格で施行できるため、網入り窓ガラスの遮熱を検討している方におすすめです。
しかし、遮熱フィルムの種類を間違えてしまうと、熱割れ(窓ガラスにヒビが入る)を起こしてしまいます。場合により、窓ガラスの交換をしなければいけなくなるため、フィルム選びは慎重に行いましょう。
網入り窓ガラスに遮熱フィルムを貼るコツ
網入りガラスはオフィスやビルで採用されているため、遮熱対策としては遮熱フィルムが現実的です。そのため、遮熱対策を検討している方は遮熱フィルムをご検討してみてください。しかし、遮熱フィルムを貼る場合は以下の点に注意をしましょう。
熱割れを起こしにくいフィルムを選ぶ
遮熱フィルム選びを間違えてしまうと、熱割れリスクが高くなります。そのため、網入りガラスにも貼れるように製造された遮熱フィルムを選ぶようにしましょう。大手メーカーが開発した、熱がこもりにくい遮熱フィルムであれば、網入りガラスにも問題なく施行できます。
【おすすめの窓ガラスフィルム】
- マルチレイヤーNanoシリーズ「Nano80S」
- マルチレイヤーNanoシリーズ「Nona90S」
熱割れ計算を依頼する
窓ガラスの熱割れの原因はガラスの種類、日射の環境、フィルムの種類です。これらによる熱割れリスクは計算できます。窓ガラスフィルムメーカー3Mでは、ホームページ上に熱割れ計算システムが掲載されており、お客様自身でも計算可能です。
しかし、熱割れが発生したら大変なため、少しでも不安に感じる方は施行業者に相談をしてみてください。
現地調査を依頼する
網入り窓ガラスの熱割れリスクを防止したい方は、専門業者に現地調査を依頼してください。とくに注意したいのが、北向きの窓です。
日射が全く入らないと判断しがちですが、真北でなければ日射が当たることが殆どです。部分的にでも温度が上がれば、熱割れを起こしてしまいます。また、季節の変化による温度差で熱割れを起こすことがあります。
このように、さまざまな理由により熱割れは起きてしまうので、窓ガラスフィルムを施行したい方は専門業者に相談をしてみることをおすすめします。
網入り窓ガラスフィルムの遮熱対策は「CRAFT」まで
今回は、網入り窓ガラスフィルムの遮熱対策について解説しました。遮熱効果のあるカーテンやオーニングテントを取り付ける方法もありますが、より現実的な方法が窓ガラスフィルムです。しかし、遮熱フィルムを貼る場合は以下の点に注意する必要があります。
- 熱割れを起こしにくいフィルムを選び
- 熱割れ計算をする
- 現地調査を依頼する
いかがでしたでしょうか?もし、この記事をお読みの方で網入りガラスの遮熱対策をお考えの方は、窓ガラスフィルム施行業者「CRAFT」までお気軽にご相談ください。