隣接する建物からの視線の目隠し対策をしたいけれど、透明ガラスの開放感を維持したいという2つの要望にお悩みの方はいるのではないでしょうか?

このような疑問を感じたら『プライバシーコントロールフィルム』を検討してみてください。この記事では、プライバシーコントロールフィルムの特徴について詳しく解説します。

隠し対策のプライバシーコントロールとは

出典元:3M「建築用ウインドウフィルム」

プライバシーコントロールとは、特殊なルーバー構造(羽板を並べた構造)で、角度に応じて光の透過を調整することをいいます。従来の目隠しフィルムとは異なり、ガラスの透明感を維持しながら、気になる視線のみカットすることができます。

プライバシーコントロールフィルムの選び方

出典元:3M「建築用ウインドウフィルム」

3Mから販売されているプライバシーコントロールフィルムは『下』『正面』『斜め横』と3方向からの視線をカットできます。用途や環境に応じて適したものを選びましょう。

真正面隣接する建物からの視線を遮りたい場合に使用する
斜め下交通量の多い道路に面したマンションで、外からの視線を遮りたい場合に使用する
斜め横通行路から打ち合わせの中を見られたくない場合のガラスパーテーションとして使用する

プライバシーコントロールフィルムの施行の注意点

プライバシーコントロールフィルムの魅力について解説しましたが、施工時は以下の点に気をつけなければいけません。

フィルムの向きを確認する

プライバシーコントロールフィルムには『表面』『裏面』があります。表面と裏面を間違えて貼り付けてしまうと、目隠し効果が反転しまうことになるため注意してください。メーカーはフィルム出荷前に表面にシールを貼ってくれています。そのため、シールが表面と把握して向きを間違わないように施行しましょう。

左右を混合させない

プライバシーコントロールフィルムは『左』『右』を間違えてはいけません。窓の大きさによっては、複数枚のプライバシーコントロールフィルムを施行しなければいけません。

このような場合、左右の向きを混合して貼り付けてしまうと希望する視線カット効果が望めなくなります。そのため、左右を混合して施工しないように気をつけましょう。施行前に『左』『右』をマーキングしておくと貼り間違えを防止できます。

目的に見合う貼り方をする

窓ガラスフィルムは、目的に応じた貼り方が何通りも存在します。

  • 上から下に向けて貼る方法
  • 下から上に向けて貼る方法
  • 横方法に向けて貼る方法

貼り方次第でフィルム貼りの仕上がりが大きく変わります。そのため、目的に見合う貼り方で施行しましょう。

補足:窓ガラスフィルムの施行は専門業者へ

ホームセンターや通販サイトで窓ガラスフィルムが販売されるようになりました。YouTube動画でも窓ガラスフィルムの施行方法がアップされており、誰でも簡単に施工ができると思われがちです。

しかし、窓ガラスフィルムの施行は想像以上に大変です。そのため、少しでも不安に感じる方は窓ガラスフィルムの施行専門業者へ相談をしてください。

プライバシーコントロールフィルムQ&A

最期にプライバシーコントロールフィルムに関する良くある質問をご紹介します。

Q.外からの視線は楽しめますか?

プライバシーコントロールフィルムは目隠し対策フィルムとなります。そのため、一定の角度からは外からの視線が遮られてしまいます。外からの視線を交わしながら、窓からの景観を楽しみたい方はミラーフィルムを施行した方が良いでしょう。

Q.すりガラス調フィルムとの違いは何ですか?

すりガラス調フィルムは、目隠し効果に優れていますが圧迫感や閉塞感を与えてしまいます。プライバシーコントロールフィルムは、透明な窓ガラスの開放感を維持しながら目隠しができることが最大の魅力です。

Q.プライバシーコントロールフィルムでおすすめの商品は?

大手メーカー3Mの建築用ウインドウフィルムとして販売されている『スコッチティントプライバシーコントロールフィルム』がおすすめです。大手メーカーのため、高品質で長期的に機能します。

プライバシーコントロールフィルムは『CRAFT』まで

この記事ではプライバシーコントロールフィルムの魅力について解説しました。窓ガラスフィルムを活用して目隠しをしたいという要望を持つお客様は多くいます。

しかし、どの窓ガラスフィルムを貼れば良いかは周辺環境や窓ガラスなどによっても変わってきます。そのため、自己判断をせずに窓ガラスフィルム施行業者へ相談をしてください。

窓ガラスフィルム施行業者CRAFTでは、目隠し対策の窓ガラスフィルムの施行工事を行っています。現場を確認して、お客様の要望に最適なフィルムをご提案させていただきますので、ぜひ、お気軽にご相談ください。